漁師がいる宿
凍てつく冬の十和田湖。春山荘の漁師がヒメマス漁に出かけます。湖上の氷をかき分けてできた小舟の軌跡が、漁の厳しさを物語っているようです。
夏の日も冬の日も。春山荘の食卓には、漁師が釣り上げたばかりの活きのよいヒメマスが並びます。これは、何でもないことのようですが、実は大変なことなのです。十和田湖の魚は希少な資源ですから、『大量需要・大量供給』というわけにはいきません。宿泊したお客様がヒメマスを食べられるのは、漁師がいる宿だから出来ることなのです。
今日もまた漁師がヒメマス漁に出かけます。春山荘に訪れるお客様を思いながら・・・。